十二大戦 西尾維新 コンセプチュアルなバトル小説
バトルロワイヤルもの。十二支に対応する12人の戦士による闘い。誰か一人だけが生き残ること、かつ優勝者はどんな願いも叶えることが出来る。
ということでアニメ版のPVがサクサクカッコよかったので原作を読んでみました。
以前出した同タイトルの加筆修正版をベースにしてのアニメ化とコミカライズ。
西尾維新といえば
基本的に青春ミステリーで、主人公はアララギさんから何から戦う✖︎不死身系チート設定。
乱歩の翻案シリーズも全員何かの能力ないしチャームポイント持ち。
置手紙に至っては掟がある、忘却探偵という縛りがあること自体が物語を加速させています。
十二大戦のずっと前のアニメ化作品では、刀語はコンセプチュアルなバトルシリーズでした。
刀を巡る物語で、毎月1話放映して最後の刀との対決とエピローグ入って12回完結だったような。否定姫と、とがめ好きだった。
ネズミからイノシシまでの十二支に対応する十二人の戦士がそれぞれ殺しあう。
割と全員、紛争地帯みたいなところで殺し合いをしてきた殺しの闘いのプロ。その戦士としての実績から十二大戦の参加資格を得ているわけですが。
見た目 最弱っぽくても必殺技あり、恐れられてる天才は華麗に天才的に殺し。
死体になっても闘いを止められないでいる内に数が段々削ぎ落とされていき。
ちょうど今、半分くらいまで放映されています。
最終的には 当初からずっと謎が多かった戦士が逆転というか、多くのルートからの正しい方法で勝つという話。
それなりに全員 葛藤あり。
葛藤ない天才もいますが。
原作ネタがアニメの尺に足りなかったのでしょうかオリジナルな要素が盛られ。そのまま なんで十二大戦に参加して戦っているのかみたいな背景の説明にも繋がっています。
過去話エピソードは 現実の今と対応、リンクしていて 本編バトルが意外とあっさり片付くので ちょうどいい配分に。
いちおう十二大戦としては全員殺しあい、最後の一人だけ勝った生き残り完結しているけれど、いちばん引っ張るのが最後の主催者によるヒーローインタビューでの謎解き。
結局、物語の終わりで叶えたい望みを言っていないものだから12月12日に発売の大斬 ん?大喜利? で望みを口にするかどうかのような引っ張り方。
欲を言えば今年が平成なりなんなりの12年でないのが残念です。12月にはアニメも終わりますが。
十二大戦 ディレクターズカット版 Vol.1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2017/12/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (1件) を見る
バチカン奇跡調査官
アニメがテンポ良かったりしたので原作をまとめ購入。
カソリックの教会などで顕現する奇跡。
大体は、
マリア像から涙が流れる
処女懐胎しました!
本来あり得ないような場所にキリスト像。十字架が出現した‼︎
※超巨大サイズなど
教会の神父 シスターなどにスティグマが現れた
※だいたい、キリスト磔刑を連想させる手のひらからの出血。
そんなのが数限りなくバチカンに 奇跡だ! これは神の御心の兆しでは?と申請されてくるのです。その、奇跡と主張する現象の真偽を調査するお仕事をする調査官でもある二人の神父の話。
本家? バチカンが 奇跡認定すると聖堂建てて、さらに観光スポット化して布教もすすむのと寄付があったりなどのメリットあるせいなのか、申請してくる側も必死というか、別の目的と表裏一体である辺りも描いています。もちろん奇跡ではない奇跡申請多数、捏造では?もありながら泥臭くなりすぎず俗っぽくて良いです。
世界遺産に登録とかあんな感じで奇跡認定が捉えられており、教会のある一体は
観光スポットと化して、かつ教会は潤い人がいつもいる感じで活動しやすくなり布教にもプラスとメリットだらけのバラ色未来予想図。
それもあってか、多数の奇跡が申請されてくるのですが。
その肝心の 奇跡、二人とも 殺されかけるような目にあいながらも調べてみると、たいていは奇跡認定に至らず。
かといっていつも自作自演とかでもないのですが。しっかり科学的に分析調査してみると残念ながらといったもので、敬虔な聖徒である平賀神父の『本当の奇跡をいつか見てみたい』というセリフでしめくくられます。ロベルト神父はむしろリアリストで暗号解析が得意な設定なのか とりあえず平賀神父に倣うという程度。
原作はかなり前から刊行されていましたが、アニメ化のタイミングでかなり版がかかった模様。
シリーズ一巻は最新版が17刷
アニメの初期の4話連続の 黒の学院の原作だからというのもあるのでしょうか。
この一巻のネタが、
- 作者: 藤木稟,THORES柴本
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/12/25
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
ヒトラーの再生
元ナチスの神父
聖人の死になぞらえた連続殺人
学院の生徒に現れるスティグマ現象
悪魔崇拝の儀式
と盛りだくさんでした。
最後は聖水ならぬ硫酸攻撃でサイコパスを撃退するのですが。大抵は読んでいると思うのでギリギリのネタバレ。
キリスト教的な解決ではなく現実のサイコパスへの対策として あらかじめ用意してきたというのですから、これまでの奇跡申請の酷さが想像できます。聖水では対抗しきれないリアルへの手段。
しかも平賀神父にもたせるとは。
アニメ最終回の奇跡は調査官の相棒、ロベルトニコラス神父の過去、平賀ヨセフ庚 神父の弟の危篤の話がクロスしてバチカンが認定するような 奇跡そのものの話ではなかったのですが。
奇跡的に難病で実質余命宣告されてる状態の弟は助かるので、良かった話。助けてくれる人が二人の神父の因縁の悪役ナンバーシックスだったのですが。
氷狼でのラストのように、二人に関わって 要はからみたかったのかも。
ガルドウネやローレン失踪後の話、シン博士の過去の話と関係ある氷狼はなかなかおもしろかったです。
原作小説では、単に休暇に出ても奇跡か?みたいな状況が勝手に追いかけてくるので 奇跡認定するべきなのか? 必要な機材を調達して調査を始めてしまうワーカホリックな二人の神父。
調査中に本人たち以外の殺人事件などにもやたら巻き込まれます。
アニメはシナリオがかなり整理されていたので分かりやすく。ばっさりやられたので、かえってコンパクトに理解しやすくて良かったり。
謎解きエピソードは駆け足っぽい演出なのですが原作盛り込みすぎですから。
いえ、おもしろかったからまとめ購入してますが。
なんとなく二人のやり取りや空気感が気になったり、他の登場人物たちの背景みたいなのが知りたくなったら補足で原作読んでおくのもいい感じです。
コンパクトにまとまっている
天使と悪魔のゲーム
- 作者: 藤木稟,THORES柴本
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 藤木稟,THORES 柴本
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/12/25
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
は、これまたバチカンでも神の奇跡でもないのですが、悪魔に翻弄されて天使に出会った奇跡的な人生を描いていて秀逸です。
天使と悪魔のゲームの呼び名は平賀神父考案の囲碁をベースにした数学的思考が必要なゲームですが。そのままストーリーの説明的なタイトルに採用されています。悪魔のゲームを知りながら誘惑に負けなかった天使の話ともとらえることも。
ゲームを描いたもので近作? でおもしろかったのは
冲方丁のマルドゥックスクランブル。カジノのシーンみたいにゲームそのもののやり取りしている、奇跡認定全く関係ない余談の話とかあっても楽しかったかも。
ギャンブル場での話ですが、書きようによってカジノものはとてつもなくスタイリッシュに感じられます。カイジはちょっとすみません。
パンティ&ストッキングみたいなシチュエーションにしながら、おバカ展開もありですが。
アニメ化されると話題本コーナーに置かれて目につきやすくより売れるようで。反面、放映終了となると一気に片付けられるので冒頭立ち読みしておもしろそうなのを定期的にまとめ買いしています。
黄金編の悪魔的な美貌のジュリア司祭はアニメでは中盤で おいしい感じで登場。
- 作者: 藤木稟,THORES柴本
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 文庫
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
彼は楽園の十字架の後日談エピローグやガルドウネの影がチラつく事件で登場するのですが。
二人の神父を気に入っているようなのではっきり対立することは無さそうと思っていたら氷狼では…。
第二期あるかないかは知りませんが、対立軸になるんだろうか。アニメ化の際のメインビジュアルのセンターに配置したのが良く分からないぐらい登場しなかったので。
カソリック以前に宗教にこだわりなく、なんでも受け入れる島国で、自分が無宗教のため信仰心とか言われると鼻白むのですが。
職業としての信仰心を保っているみたいな部分がときおりチラッと出てくるのも葛藤があっておもしろい。
科学的に解明する役割の平賀神父がわりとピュアピュアに信仰心あるのに、美男子ながら実はくよくよした男のロベルト神父は職業上の信仰心でドライなところがあるという設定も随所に出てきて興味深いです。
申請された奇跡とともにその辺りに蠢く人間関係や犯罪も洗うミステリー。バチカンの司祭が謎解きするのが新しくはあります。
大昔には、薔薇の名前という修道院の話もありましたが。ショーンコネリーで実写化、超大作の触れ込みで日本でも公開したハズ。
それはともかく。
聖槍も聖杯も偶像といった古い呪いの道具としつつ、キリスト教的なアイテムが鏤められて登場します。偶像崇拝やアイテムの複製品、アートの廉価版マルチプルみたいなものを所有することについてもちょっとだけ考えせられます。
ミステリーにキリスト教的なテーマをからめてという趣旨では おもしろかった一群です。
クラウドファンディングは出産費用欲しさの乞食に施しをするものという考え方
なにか事業をしたい、開発したいものがあってそれは何かしらメリットがあるものだ、
だから軍資金、制作開発費ください。寄付してくれたらリターンあるよ。
っていうことで。
普通はマクアケみたいなところで
ビジネスで販売したいアイテムをこういうの作りたい! と。プロトタイプを見せて、そのアイテムなりサービスなりの特徴を述べ。なんか読んでる方がいいのでは?ちょっと欲しい気分のところで
だからあなたは出資する価値があるなんていう押しを込めた夢物語なストーリーを客観的に見せていって、なんとかしてお金を得る仕組み。平たくは営業ツールではあります。
芸能プロも弱小はアイドルの売り出しやライブ実現を目指して!
というドルオタ以外にはメリットないが、ドルオタとプロダクションとアイドルにはメリットあるクラウドファンディングが売れていたり、そこも社長と話してみたら、いやぁウチも大変で手売りみたいな感じですがやってます。
※割と一回限りの要素大きいのでアイドルでも毎度ライブやるときこれでは嫌がられるか飽きられるかも。まあ、それはその時なんだろうけど。
他にも同人誌で出すのはなんか悔しいから商業出版で過去の作品のリメイク漫画を完結させたい! 商業作家崩れの執念のプロジェクトとか。
電子書籍でうまく売ればいいのにというか、さして話題にならず。紙媒体でないと売れないものもある、実態を求めているという部分が見ていてもジレンマです。
それでも出版経費になるようなお金、なにかグッズを作る費用は集まっていたりするのでプチ成功していたり。
ややいまさら感がありますが、泥臭くなってきたクラウドファンディングが、一件十万円で一口馬主になりませんかの旧来のビジネスに似てきていて。そうでなければ、新しいサービスの認知のための広報ツール、今度こんなの売ろうと思うんですがの営業ツール程度になっていたりする昨今。
最近はパパになるから金をくれ!
がめちゃいじられています。
詳細は以下のネットギークにも。
http://netgeek.biz/archives/105791
主人公 大学生 来年春からは社会人
妻は21才
学生結婚なのかなんなのか、それはどーでもいいが。
バイトと大学が忙しく? しかも
来年パパになるので出産費用ください!
金額 50万円
というなんか乞食というか。身の回りに頼れる人がいないのか見捨てられてるのか、あくまでも単なる個人的な経済的な、自己中心的な頼みごとでイラっとさせてくれます。
そもそもバイトしながらの学生なのに相手を妊娠させて後先考えてない。
そして個人的なお財布の中身が足りないという理由で、赤の他人が なんで出資なんかしないといけないの?
というか、身の回りのものをメルカリで売る嫁+バイト。だったらちゃんと他の金策考えればいいのに御門違いだろというもの。
パパになるのも本当かは本人と奥さんという人にしか分からないし、壮大なネタだったり。かつてはこの手の近いジャンルに家入さんという炎上巧者の先達もいるのですが。
何をしている学生さんなのか。
※巨大掲示板の管理人さんは親戚筋にIT系のすごい人がいてニートしてても困らないというか色々を知られるまでの間、ずっと何者なんだろうと不思議がられていた時期がありましたが。
出産費用サポしたところでらリターンが得られないのにファウンディングでサポートするお金持ち物好きヒマな方ががいるのかどうか。
あるいはなにかとてつもなく優秀な学生でそんな出産費用のために働かなくていい!
と説得されて思い立ったのか。
それにしてはブログが普通です。
そもそもですが、炎上せずに
もっとうまく立ち回れそう。
なにかリターンがあるわけでもない。
どうしてもサポートしなくてはいけないような優れたタレント的な遺伝子でもあるんだろうか?
※タレントは能力ある人の意味です。
割と行き当たりばったりな、安易に考えてない妊娠とイージーモードな出産費用サポートにどうやって賛同しろというのか不思議です。
リターンもなにもないものに出産費用出すお人好しもしくはバカは すごく少ない。子供にもお前は乞食してネットで集金したから出産費用作れたと教えてください。
他人に頼ろうチョロく生きようという発想でパパとなり。でも全然自立していないで、出産費用の五十万円もうまく稼げるなら、あぁなんだこんな利用方法があるのかと目から鱗になりそうです。
結局どこに落ち着くのか。
胎内記憶でパパになる予定の人の行動は胎児に影響与えるのか?
ちょっと知りたいので他人事ながら情報集めていきたい。
こういうので生まれた子の人生を想像しながらシナリオ書いてみようと思うので取材もしたい。
清正の井 というパワスポ
ふと思いついて明治神宮に。
昔、参宮橋あたりにゴスロリ服の女の子たちがたむろしていた頃によく通っていたのですが参拝の機会がなくて初明治神宮。
鳥居をくぐると神気というか気持ち良い空気。
大国主命の祀られる伊勢の大神宮も厳かでかつ大らかで良かったのですが
また違った空気。
和歌山の八咫烏の神社さんや香取系はまた別。貴船さんとかも参ったことはないですがたぶん 時間や周囲のこともあって違う気 だと思います。
国会議事堂前の山王さんや芝大神宮とも違い、もちろん靖国さんとも違います。歩いてみて違いがある、とだけしか書けませんが。感じる方はもっと繊細に違いを書けるように思います。
そんなのを感じなくてもそれなりに気持ちいいとか、改まった気分になれれば良いような。
近所には観光名所としてのお寺がけっこうあるのですが。
もう世俗にまみれ。全く何も感じられません。むしろ御神籤やキャラコラボやら御守りやらも現代風過ぎて。
商売っ気しかないからかもしれませんし。ある意味では格が違うのかもしれません。神様回ではないのでこの辺で。
とにかく参拝以外の人が多すぎると感じられなくなるのかも。
本殿に参り、本来の目的の清正の井へ。
ちょっと探しましたが 別料金で入る菖蒲園などのコーナーにありました。
入場に500円かかります。
名目は維持の為であって入場料とも違えどとにかく500円かかります。
明治神宮自体が東京ドーム15個分という、比較に困る感じの広さ ※公式サイト資料より
庭園もてくてくてくてく歩いて、歩いて。それも気持ち良かった道のりですが
ついに。
清正の井に。
結構 行列が出来ていてゆっくり階段を下るのですが。
快晴の秋晴れ。鳥の鳴き声などもして その中で のんびりと順番待ち。
空気は澄んでいて不思議な穏やかさがあるし、気持ちも柔らか。
朝から炭酸泉につかって、身綺麗になってから行った甲斐がありました。
基本的にどこに参ろうが、いつであっても
いい作品作りたい
納得できるものを出していきたい、それによって喜ばれたいという望みだけで生きています。
そこに向かっているだけ。
ただただ積み上げるだけ。
なので特に願掛けや呪いはしません。
願いは一種の呪いです。
へたな願いは叶いません。
だから自分の希望だけを定めておいてある、それだけです。余計な願掛けやグッズを集めても叶わないもの、要は思い通りにならないものの方が多く。むしろそれが当たり前。
でなかったら、日本中で御守りなどをやたら頒布して気持ちだけは穏やかにが成立するわけはない、と。
そんな考え方です。
※叶ってしまった方は、神頼みしなくても叶えてる。たいていは自力で掴めてます。
安易な他人本願で すぐ頼ったりお金がない仕事もしてない単行本も売れないけどゴネて単行本印税前借りしたいです、で そのままパチンコですってくる。具体的過ぎますかね。まあ、そんな寄生虫タイプの方のほうが よく神頼みをしているように思います。
神様も叶えてあげたい願いがあり。そうでもない願いがあるとしたら。
自然に努力している方を推す、この方は普段から素晴らしいから気持ちよくしてあげたいなぁと思われるように考えます。いつもの様子を見てトータルで決定、願望成就かどうかを採用されているとしたら。
土台、平素から他人におんぶ抱っこの恩知らずが、そのときだけ手を合わせても願掛け行為だけのように思います。
秘密の救済の手段で、ある意味で無駄を知りつつの手を合わせがカウントされていたらおもしろいですが。
いちおう、手を合わせておきますが。
それ以上に特に願掛けしなくても
毎日が特別で充実。
それ以上ではないからです。
ところで、
清正の井の関連検索で恋愛とありました。
清正の井と恋愛。
清正の井 恋愛スポット、片思い成就スポットとしては、どうなんだろう。
仲良くお互いを井戸のほとりに立たせて撮り合いしてるとかくらいで。
恋愛スポットとして成立するのかシニア向けっぽい気持ちも。
清正の井の写真を待ち受けにするといいというのも、五円玉はご縁とか。
満月で財布がいっぱいにとか春から張る財布といった掛言葉程度の世俗的な迷信のような。
まあ、綺麗に撮れて気に入ったらそれでいいかもしれません。
井戸といえば、京都の晴明神社に行ったら星見の井戸があり。ちょっと素敵でした。晴明神社のロケーション、街中ですごく普通で、これまた記念スポットとしてしか感じられなくて残念。
どちらにしても井戸は数百年前からなにか不思議な繋がりを感じさせてくれたのかも。
明治神宮自体は あまりにも神気心地よくて、いつまでもいたい感じで。
なにかこう原点に戻ってしっかりやろうという気持ちに素直になれました。
実は陰陽師のサイト
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1457482/1470963/76530779
で清正の井にある石が、御度に良いようだとされていたので そこだけは取り入れてみて
しっかりと右手で触るつもりでしたが。
んー?
それらしきものが見当たらず。石?
どこに?
なので、外側のお水だけ右手で触って帰ってきました。
AIにでも自動生成させておけばいいような程度の まとめサイトではなく、専門家の意見だったので尊重しますが。
御度は
右手から入って左手から出る
イメージなのだそうです。
なので右手で外側の水を触りました。
後ろに
ぎゅうぎゅうの行列が出来ていてゆっくりは無理でしたが。
つるんと冷たい水と井戸の内側の湧き水の綺麗さ。
そして鳥も舞う森。穏やかな独特の空気感と秋晴れの日を楽しむことができました。
本殿にも自然に左回りでお参りしましたが右側の頬が気持ち、つるんとしています。
気の持ちようかも、ですが。
表参道の知り合いのお店により仕事の話をして帰宅。
炭酸泉の帰りに気分の悪くなる出来事があり、どうしても行きたくなったのですが。お参りも終わり帰りの地下鉄の中でチラッと思い出したぐらいで なんであんなことで気分悪くなったのかすらも どうでもよい気分。
清正の井も良かったのですが、なにより空気感が良かった。
おまけ
日本家屋や倉的なもの、スタティックに日本の伝統文化スタイルのデザインを想像しています。
過去の隈研吾デザインではサントリー美術館もしくは太宰府スタバ なアバンギャルド風なものか。
どちらかですかね。
カプセルトイになった若冲 マガイドウの若冲
いえ。
若冲の描いた動物が、なので。
商売引退 弟さんに家督譲りだったかな。
坊さんになって、隠居というかどんどん絵かきになった若冲ガチャは別にお腹いっぱいな感じです。
妖怪根付とか仏像な感じになるかも。
マガイドウ の若冲ガチャ。
虎、新発見の鯨と象図の象さん 静岡県美所蔵のいろんな動物いっぱいな 正面の象。
そして蛙。
かわいくない…ていうか何で⁉︎
あとは芦雪の犬。
若冲の百犬図からもってきて欲しかった。
百犬図は浅草のコムデギャルソンの壁紙になっていたこともあり。シーズンコレクションと関係があったのかなかったのか。たぶん無い。
蛙… せめて鶏でお願いします。というか若冲だったら鶏なんでは。
という感じですが、このマガイドウの事業部のあたり、以前に事務所にしていたビルでしかも10Fなので。勝手に気になるメーカーだったりします。
欲しかったのは金色象さん。
ガシャポン会館で引けなかったのでまたそのうち。
若冲原寸美術館 100%Jakuchu! (100% ART MUSEUM)
- 作者: 辻惟雄,太田彩
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/04/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る